親日清算についての考察

日韓はなぜ良好な関係を継続できないのか 韓国・文大統領「親日清算」発言の本当の意味

親日清算について菅官房長官
「韓国の独立運動の歴史や独立運動家の記憶を強調する文脈で発言したと承知している。このような文脈の親日は、戦前や戦中に日本に協力した関係者を批判する用語であり、日本語でいう親日とは意味が異なるものだ」
と発言している。定義的には正しい。

が、間違っている。

彼らは歴史を遡及して子孫であっても断罪する。記事にもあるが、親日反民族行為者財産の国家帰属特別法」によって併合時代に日本に協力した者の子孫から財産を取り上げたり、子孫には罪はないだろうに、平気でそんなことをする。それが彼らの正義である。

現在の日本は韓国に謝罪しない(と思われている)、韓国にとって罪である併合時代を正当化している国である。ある韓国人が日本流に親日と言ったときに、つまり、現在の日本に親しみを抱いたとした場合に、日本を擁護するということは併合時代を正当化していると難癖をつけられないと誰が言えようか。

実際、併合時代のことを良くいうと罰するという法律が検討されているくらいである。日本のことを良く言う=併合時代を肯定しているとならないわけがない。

もっとわかりやすく言うと、新日鐵住金はいい会社だと言ったら、罰せられる可能性が高いということだ。

つまり、現在の韓国では日本語の意味での親日であっても刈られる可能性が高い。

文大統領にとって親日清算は過去の併合時代の責任を日本に取らせるという意味であって、達成のためには、あらゆる分野で日本が韓国に謝罪することが含まれてしまう。もちろん自分たちの下になれという意味である。それが彼らの言う未来志向である。

であれば、日本は親日清算など無視していればよい。いや、させてはならない。

韓国人の若者が日本企業に就職で殺到しているという。
君たちは帰国できなくなる可能性を覚悟してきているのか。